警告ダイアログと型の変換02


異なる型の連結

  • 文字列と数値を「+」で結合すると、数値は文字列に変換される。


ソースコードJavaScript

a = 'フィンガー';

b = 5;

c = a + b;
    • a:文字列を代入します。
    • b:数値を代入します。

  • 数値と論理値を「+」で連結すると、論理値は数値に変換される。
  • 数値に変換されたとき、「true」は「1」、「false」は「0」として扱われる。

ソースコードJavaScript

a = 5;

b = true;

c = a + b;
    • a:数値を代入します。
    • b:論理値を代入します。true は 1 として扱われます。


  • 異なる型の変数を連結したときには、次のように扱われます。
型名 文字列と連結したときの値 数値と連結したときの値
文字列型 文字列
数値型 文字列
論理型 'true' または 'false' 1または0
null型 'null' 0
未定義型 'undefined' NaN



型の変換

  • JavaScriptで用意されている関数を使うと、文字列を数値に変換できる。



parseInt()関数

  • パースイント関数は、文字列を整数に変換する。


ソースコードJavaScript

a = '411';

num = parseInt(a);
    • 文字列に小数点以下があるときは、小数点以下は切り捨てられる。

parseFloat()関数

  • パースフロート関数は、文字列を小数に変換する。

ソースコードJavaScript

a = '411.82';

num = parseFloat(a);

toString()メソッド

  • トゥストリングメソッドは、いろいろな型を文字列に変換する。

ソースコードJavaScript

a = '411';

b = true;

str = a.toString();

boo = b.toString();
    • str:数値411を文字列に変換する。
    • boo:論理値trueを文字列に変換する。
  • 変数aと変数bは、一時的にオブジェクトに変換されます。