HTML5+CSS3―解説



解説


nav要素

  • nav要素はページ上のナビゲーションを表す


section要素

  • section 要素はページ上のセクションを表し、セクショニング・コンテンツおよびフロー・コンテンツに分類される要素
  • article要素、aside要素を内包してはいけない、という規定はない


廃止要素

  • strikeはHTML5で廃止された
  • embedはHTML5にて正式に採用された要素


デザイン

  • box-shadow で inset キーワードを指定すると、 border の内側に陰影がつく
  • また、「:before」疑似要素の contentプロパティで追加した文字列は、インライン部分に追加される


列挙属性

  • 決められたキーワードしか指定できない属性を列挙属性という
  • autoplayは論理属性


figure要素

  • figureはキャプションつきの図画を表す要素
  • figcaption要素とimg要素を内包すると、img要素のtitle属性の代わりとしては機能するが、alt属性は省略できない


CSS3で定義されていないセレクタ

  • .example:local-link { … }
  • 「:local-link」はCSS4で提案されている疑似要素です


存在するCSSプロパティ

  • object-position:置換要素が構成するボックス内での、コンテンツの表示位置を指定
  • ruby-align:ルピの位置揃えを指定
  • column-gap:マルチカラムで段組みを行った場合の、段の間隔を指定
    • ブラウザによって上記プロパティの対応状況は異なる

適切なマークアップ


1. 適切

<section><a href="..."><div>テキスト</div></a></section>

2. a要素はコンテンツ・モデルとして、video要素のようなインタラクティブ・コンテンツを許されていない

<p><a href="..."><video  src="..."></video></a></p>


3. 適切

<ruby><em>全国</em>統一<rt><em>ぜんこく</em>とういつ</rt></ruby>


4. ul要素のコンテンツ・モデルは、li要素しか許していないため、このマークアップは不適切になる

<ul><li>...</li><ins><li>...</li></ins></ul>


ブラウザのウインドウサイズが600pxのときの表示

  • CSS3 Media Queries の @media screen 指定は、以下のとおりになる
  • ウインドウの横幅が500px以上の時に適用される
@media screen and (min-width: 500px) {}
  • ウインドウの横幅が500px以下の時に適用される
@media screen and (max-width: 500px) {}


HTML5で新しく追加された属性の組み合わせ

  • accesskey はHTML5規定前から存在した属性(キーボードショートカット用のキーを指定できる)


画像のドラッグ操作を禁止するための指定

  • ondrag属性ではなく、
<img src="sample.png" ondragstart="return false;" />
  • のように、ondragstart属性であればドラッグを禁止できる


CSSアニメーション

  • 「-webkit-animation-timing-function: cubic-bezier(1,0,0,1);」でのイージングは下図のようなぺジェ曲線になる




入力候補を表示するテキストボックス

  • nput 要素の list 属性に datalist 要素のidを指定することで、入力候補を表示するテキストボックスを実装できる


audio要素に自動再生およびくり返し再生の機能を追加

  • audioはWebページにオーディオファイルを組み込むための要素
  • loop属性を指定すればループ再生、autoplay属性を指定すれば自動再生を行える