Excel(エクセル)18



ワークシート関数とは


  • 複雑な計算式で算出しなければならない解を、定められた文法に従って記述することで簡単に求められるよう、あらかじめ定義された数式。



エクセルExcel大事典 ワークシート 関数 分類 引数 貼り付け 記述 使用法 ネスト ヘルプ




















財務財務計算に使用する関数群PV,FV,PMT,NPER,RATEなど
日付/時刻日付や時刻を計算する関数群 TODAY,NOWなど
数学/三角数値計算標準偏差などに利用する関数群 SUM,SUMIF,ROUND,INT,RANKなど
統計数値グループから統計データを求める関数群AMX,MIN,AVERAGE,COUNT,COUNTIFなど
検索/行列セル範囲やリストからデータを抽出する関数群VLOOKUP,HLOOKUP,INDEXなど
データベースデータベースとして利用する関数群DAVERAGE,DCOUNTなど
文字列操作文字列を処理する関数群LEFT,MID,RIGHT,LEN,FIND,SEARCHなど
論理条件判定や条件式に利用する関数群IF,AND,ORなど
情報セル情報を取得する関数群ISERROR,ISBLANKなど
エンジニアリングN進法の変換や科学技術計算に利用する関数群DEC2BIN,HEX2BINなど




ワークシート関数の記述ルール


  • ワークシート関数には共通した基本的な記述ルールが存在する



例:=関数名(引数1,引数2,…)

  • 必ず等号"="から始めます。等号を入力することで、これから関数を記述するとエクセルに宣言している。
  • 関数名()。関数名は半角英数字で入力します。引数を除くその他の記号もすべて半角文字です。全角では関数として認識されないので注意する。
  • (引数1,…)。引数は関数に渡すデータです。結果は返り値(戻り値)で返ります。
    • (例)引数 => 関数 => 返り値
  • 引数の数は0〜複数個で関数によって異なります。引数に使える型は、数値、文字列など、これも関数によって異なる。

引数の種類(型)


数値 整数・小数・負数・シリアル値、など
文字列 "Microsoft"・"Excel"、などの文字列、必ず半角のダブルクォテーションで囲む
論理値 TRUE(真)・FALSE(偽)
配列 複数データをもつもの
エラー値 #VALUE・#DIV/O!、など8種類のエラー値
セル参照 A1:A9・$A$1、などのセル範囲
数式 =2+2、などの計算式
関数 引数に関数を使用する
その他 セル範囲に定義された名前など

    • 特に引数に関数の返り値を使用する場合をネスト(入れ子)と呼ぶ。(ネストできる階層は7階層まで)

数式で使用する計算演算子


算術演算子 +加算 -減算 *乗算 /除算 %パーセンテージ ^べき算(例4^2は4*4)
比較演算子=等号 >超過 <未満 >=以上 <=以下 <>不等号
文字列演算子 &文字列連結(例"エク" & "セル"は"エクセル")
参照演算子:連続したセル範囲の参照(例A1:A9)
,連続しないセル範囲の参照(例A1,B2,C3)