MySQL データベースの処理02
データーベースの基礎知識
テーブルの全レコードを読み込む
使用関数: mysql_query 関数 mysql_fetch_array 関数 mysql_free_result 関数 SQL の SELECT 文
- 「mysql_query 関数で SQL 関数で SQL 文を発行して、mysql_fetch_array 関数で結果セットから１レコード文をデーターを取り出す」
- ●mysql_query 関数で SQL 文を発行する
my_sql 関数は、MySQL データベースに対して SQL 文を発行するための関数。ここでは、「sampledb」データベースの「fifaranking」テーブルからすべてのフィールドとレコードを読み込むのものとして、以下の SQL 文を引数に指定する。SELECT * FROM fifaranking
mysql_query 関数の引数として SELECT 武運を指定した場合、返り値はデータベースから返された結果セット（レコードの集まり）の ID になる。引数が INSERT 分や UPDATE 文などの場合は、 SQL の発行に成功したときは True, 失敗した場合には False になる。
●mysql_fetch_array 関数で結果セットから１レコード分のデータを取り出す
開いた結果セットから１レコード分のデータを取り出すには、mysql_fetch_array 関数を使う。mysql_fetch_array 関数の引数には、先ほどの mysql_query 関数から返された結果セット ID を指定する。
この関数の返り値は、結果セット内のカレントレコード（初めて呼び出したときは１レコード目）の各フォールド値（保存されているデータ）です。返り値は連想配列または数値インデックスの配列となっており、テーブル上のフィールド名や列番号をインデックス指定することで、それぞれのフィールドデータを取り出すことができる。例えば、MySQL 上のフィールド名が「rank」なら、以下のような配列の記述を行う。
$col[rank]
mysql_fetch_array 関数を呼び出すたびに、カレントレコードは１つ次へ進む。最後のレコードを過ぎると False を返すので、While 文で返り値が False になるまでループすることで、結果セット内にあるレコードをすべて読み込むことができる。
この関数の第２引数として、以下のように返り値の形式を指定できる。次の例では第２引数を省略しているので、１行目から $col[0], $col[1]・・・のような記述で各フィールドのデータを取り扱うこともできる。
| 第２引数の定数 | 返り値 |
|---|---|
| MYSQL_BOTH | 連想配列と数値インデックス配列の両方で返す |
| MYSQL_ASSOC | 連想配列として返す |
| MYSQL_NUM | 数値インデックス配列として返す |
| 省略 | MYSQL_BOTHと同じ |
- SELECT 文をつかってすべてのレコードの読み込み処理を完了したら、最後にmysql_free_result 関数を使って結果セットを破棄してメモリを開放する。この関数の引数には、mysql_query 関数から返された結果セット ID を指定する。だたし、メモリはスクリプトの終了時に自動的に開放される。結果セットのデータ量が膨大であると、PHPスクリプト実行時のメモリ使用量が極端に多くなる場合以外は省略できる。
【 書式 】
<?php $DBSERVER = "localhost"; // MySQL サーバ名 $DBUSER = "*****"; // ログインユーザ名 $DBPASSWORD = "*****"; // パスワード $DBNAME = "*****"; // データベース名 //MySQLに接続 if (! $con = mysql_connect($DBSERVER, $DBUSER, $DBPASSWORD)) { exit("MySQLに接続できませんでした！"); } //データベースを選択 mysql_select_db($DBNAME); //MySQLの文字コードを設定 mysql_query("set names UTF8"); //fifarankingテーブルのすべてのレコードを読み込むSQLを組み立て $sql = "SELECT * FROM `TABLE 3` WHERE 1"; //結果セットを取得 $rst = mysql_query($sql); //結果セットからデータをループで読み込み while ($col = mysql_fetch_array($rst)) { $body .= "<TR>"; $body .= "<TD align='center'>" . $col['COL 1'] . "</TD>"; $body .= "<TD>" . $col['COL 2'] . "</TD>"; $body .= "<TD>" . $col['COL 3'] . "</TD>"; $body .= "<TD align='right'>" . $col['COL 4'] . "</TD>"; $body .= "</TR>"; } //結果セットを破棄 mysql_free_result($rst); //MySQLとの接続を解除 mysql_close(); ?> <table border="1" style="max-width: 100%; margin: 30px auto;"> <tr> <th style="width: 5%;">順位</th> <th style="width: 40%;">チーム</th> <th style="width: 40%;">地域</th> <th style="width: 10%;">ポイント</th> </tr> <?=$body?> </table>
ソースコード
ソースコード【 HTML 】
<?php $DBSERVER = "localhost"; // MySQL サーバ名 $DBUSER = "*****"; // ログインユーザ名 $DBPASSWORD = "*****"; // パスワード $DBNAME = "*****"; // データベース名 //MySQLに接続 if (! $con = mysql_connect($DBSERVER, $DBUSER, $DBPASSWORD)) { exit("MySQLに接続できませんでした！"); } //データベースを選択 mysql_select_db($DBNAME); //MySQLの文字コードを設定 mysql_query("set names UTF8"); //fifarankingテーブルのすべてのレコードを読み込むSQLを組み立て $sql = "SELECT * FROM `TABLE 3` WHERE 1"; //結果セットを取得 $rst = mysql_query($sql); //結果セットからデータをループで読み込み while ($col = mysql_fetch_array($rst)) { $body .= "<TR>"; $body .= "<TD align='center'>" . $col['COL 1'] . "</TD>"; $body .= "<TD>" . $col['COL 2'] . "</TD>"; $body .= "<TD>" . $col['COL 3'] . "</TD>"; $body .= "<TD align='right'>" . $col['COL 4'] . "</TD>"; $body .= "</TR>"; } //結果セットを破棄 mysql_free_result($rst); //MySQLとの接続を解除 mysql_close(); ?> <!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="description" content=""> <meta name="keywords" content=""> <meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1,maximum-scale=1,user-scalable=no"> <title>webサイト開発 | PHPサンプルサイト</title> <link href="../css/reset.css" rel="stylesheet" type="text/css" media="screen"> <!-- CSS for slidesjs.com example --> <link rel="stylesheet" href="../css/example.css"> <link rel="stylesheet" href="../css/font-awesome.min.css"> <!-- End CSS for slidesjs.com example --> <link rel="stylesheet" href="../css/embet.css"> <link href="../css/common.css" rel="stylesheet" type="text/css" media="screen"> <link href="../css/page.css" rel="stylesheet" type="text/css" media="screen"> <script type="text/javascript" src="http://code.jquery.com/jquery.min.js"></script> <script type="text/javascript"> jQuery(document).ready(function($) { //****************************************** //クリックによる開閉 //****************************************** //基本的に、ページ内のどこをクリックしても全てのサブメニューを閉じるようにしておく。 $(document).click(function() { $('#main_menu > li > ul').slideUp() }); $('#main_menu > li').click(function(ev){ var sub = $(this).children('ul'); if ($(sub).is(':hidden')) { //今回は、これからサブメニューを開きたい項目をクリックしているので、 //上記の、全てのサブメニューを閉じるイベントを発火させてはならない。 //よって、イベントのバブリングを中止する。 ev.stopPropagation(); //他に開いているサブメニューを閉じる。 //開いたままでもよければ、下の1行は必要ない。 $('#main_menu > li > ul:visible').slideUp(); $(sub).slideDown(); } }); //クリックによる開閉の場合、親メニューの"a"要素の機能は必要ないので無効にする。 $('#main_menu > li > a').click(function(ev) { ev.preventDefault() }); }); </script> <script type="text/javascript"> jQuery(document).ready(function($) { //****************************************** //クリックによる開閉 //****************************************** //基本的に、ページ内のどこをクリックしても全てのサブメニューを閉じるようにしておく。 $(document).click(function() { $('#main_menu > li > ul').slideUp() }); $('#main_menu > li').click(function(ev){ var sub = $(this).children('ul'); if ($(sub).is(':hidden')) { //今回は、これからサブメニューを開きたい項目をクリックしているので、 //上記の、全てのサブメニューを閉じるイベントを発火させてはならない。 //よって、イベントのバブリングを中止する。 ev.stopPropagation(); //他に開いているサブメニューを閉じる。 //開いたままでもよければ、下の1行は必要ない。 $('#main_menu > li > ul:visible').slideUp(); 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// MySQL サーバ名 $DBUSER = "*******"; // ログインユーザ名 $DBPASSWORD = "********"; // パスワード $DBNAME = "*********"; // データベース名 //MySQLに接続 if (! $con = mysql_connect($DBSERVER, $DBUSER, $DBPASSWORD)) { exit("MySQLに接続できませんでした！"); } //データベースを選択 mysql_select_db($DBNAME); //MySQLの文字コードを設定 mysql_query("set names UTF8"); //fifarankingテーブルのすべてのレコードを読み込むSQLを組み立て $sql = "SELECT * FROM `TABLE 3` WHERE 1"; //結果セットを取得 $rst = mysql_query($sql); //結果セットからデータをループで読み込み while ($col = mysql_fetch_array($rst)) { $body .= "<TR>"; $body .= "<TD align='center'>" . $col['COL 1'] . 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