計算の演算子と論理演算子02


論理演算子とは

  • 論理演算子を使うことにより、より複雑な条件を表すことができる。


演算子 働き 使い方 意味
&& かつ (a >= 10) && (a < 50) aは10以上かつ50未満
|| または (a == 1) || (a ==100) aは1または100
! 〜ではない !(a == 100) aは100ではない

  • 条件A、Bがあるとき、論理演算子の働きを図で示す。



複雑な条件式

  • 演算子は優先度に従って処理される、意図的に関係をはっきりさせたいときは( )を使う。

aは50以上100未満である

ソースコードJavascript

(50 <= a) && (a < 100)
    • 50 <= a < 100とは書けない。


bは0でも1でもない

ソースコードJavascript

!(b == 0) || (b == 1) ...b = 0かつb = 1ではない

!((b == 0) && (b == 1) ...b = 0ではなく、b = 1でもない

((b != 0) && (b != 1) ...b ≠ 0かつb ≠ 1である

条件付き実行

  • 「?:」は、条件式の結果によって値や処理を選択する、三項演算子




ソースコードJavascript

a = 4;

(a < 10) || (document.write('aは10以上<br>'));

(a < 10) && (document.write('aは10未満'));
    • 「||」のとき条件式はtrueのため、処理はおこなわれない。
    • 「&&」のとき条件式はtrueのため、処理が実行される。